気さくで、優しそうで、社交的なお兄さん。
面倒見は、やっぱり良いのだと思います。 誰を責めるとかではなく、それこそ、「悪を憎んで、人を憎まず」のような印象さえ与えます。 誰かを思う気持ちも、誰かに思われる気持ちも、誰かを失うつらさや悲しさも、守りたいという思いも、すり抜けてしまう切なさも、すれ違う痛みも、この人は、全てを見て、自分もまた、それを経験しているのだろうかと…。 なんだか、この人は、少し離れた位置から見てしまいそうです。
今にして思えば、この人は、憎んだり、うらやんだり、恨んだりすることの愚かさを知っていたのかもしれません。 |