あんまり出ては来ないのですが。

紅丸としての“生”を選ばなかったという事でしょうか。
それで良かったのかな…。

“紅丸”としては、どう思っていたのでしょうか。

なくした記憶さえ含めて今の彼なのですが、どうしても“紅丸”だった時のことが気になってしまいます。

最初の巫女との約束はどうなったのでしょうか。

“紅丸”は苦しんでいたのでしょうか。それは何に、だったのでしょうか…。

“紅丸”だった自分をなくして、初めて、自分で感じて、決めたことが、今の彼であることだったのかもしれません。

どうしても、プルートと葵の彼に対する扱いに悲しさを感じてしまいます。
プルートには、あんな命令をしてほしくありませんでした。 また、葵には、責任があったのかもしれませんが、どうも、紅丸（今の彼）が否定されているような気がして、胸が痛みました。

解放されることを恐れていた紅丸。
知らず、制約に縛られていたソロイ。
彼らを苦しめていた柵から、彼らが解放されたのなら、心安らかなものを手に入れられたのなら、よいのですが…。