☆はみごのぼやき☆
〜Fantastic Fortune 2〜

★アクア編★

◆ブルー◆

長かった。
長い道程でした。いろんな意味で。

何というか、EDに向かうシナリオに、多少の不服はありました。
もうちょっと、どうにかして欲しかった気もしますが、これ以上、どうにもならなかったのでしょう。

「海」だけあるというか、深く、愛おしんでくれる人(?)。

アクアのことを、本当に、大切に思っているんですね。
それは、家族的な愛情なのかは、解りませんが、 少なくとも、単純に恋愛感情だとも言ってしまうことのできるものでもないと思います。

エーベが言っていましたね。
「彼の元へ帰れ」と。「一人で泣いている」と。
とても気になる言葉でした。彼女もまた、憂いていたのでしょうか。辛かったのでしょうか。

神の起こす奇跡は、我々人類の望む形とは異なるのだということを、早く理解すべきなのでしょう。
彼らの起こす奇跡は、我々を都合良く救うものでも、導くものでもないのです。
それでも私は、そこかしこに息づくものに、祈りもするし、感謝もするのです。

彼は、それでも、ずっと、アクアのことを待っていたのですね。
何度も不安になりながら、結局、彼の望みは、彼女の幸福だったのではないかと思います。

ひとつ、マリンとの約束よりも、やはりアクアの方が重きをなし、大切なことだたのかな、と思いました。 ちょっと、マリンが気の毒に思うというか…(笑)。

アクアより成長していたのは、何故なのでしょう。
アクアは、何度やり直したのでしょうか。何度、海に溶けたのでしょうか。 海に溶けた彼女を守ったのは、癒していたのは、やはり彼だったのだと、私は思うのです。



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