天才型という設定らしいです。 大抵のことは、そつなくこなせる人。
ある種、器用な生き方をするタイプなのでしょう。 実は、相方のリュートの方が純粋そうに見えるようですが、彼の方が純粋でした。 純粋というか、未熟と受け取るかは、人それぞれでしょうが、私には、 彼がそんなに愚かだとは思えませんでしたし、そこまでお子様だとも思いませんでした。 それにしても、親友であったはずのリュートの思いに気づくことができなかったのは、 残念というか、何故なのだろう。ある意味、相手を信用しすぎていたということだろうか。 アークは、「天才型」でも、それこそ、彼が昔思い描いていたように、 海賊とかやっていた方が、良かったと思います。 リュートと離れたくなくて、一緒に騎士院に来てしまったようですが、 本当は、薄々感じていたのかもしれない。 自分のいるべき場所はここではないと。 リュートが夢みたように、いざ国盗りとかしたら、すごいのかもしれないけれど、
彼の場合、どこか斜に構えるというか、
斜め方向から政治や国というものを見ているといった形が、
実は、しっくりくるのではないかと思ってみたり。
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