☆はみごのぼやき☆
〜Fantastic Fortune 2〜

★アクア編★

◆アーク◆

天才型という設定らしいです。

大抵のことは、そつなくこなせる人。
こういう人は、往々にして、なかなか本気になりません。 でも、他人から見れば、下らないようなことに本気なったりするのも、 こういうタイプに見られる習性だと思います。

ある種、器用な生き方をするタイプなのでしょう。

実は、相方のリュートの方が純粋そうに見えるようですが、彼の方が純粋でした。 純粋というか、未熟と受け取るかは、人それぞれでしょうが、私には、 彼がそんなに愚かだとは思えませんでしたし、そこまでお子様だとも思いませんでした。

それにしても、親友であったはずのリュートの思いに気づくことができなかったのは、 残念というか、何故なのだろう。ある意味、相手を信用しすぎていたということだろうか。

アークは、「天才型」でも、それこそ、彼が昔思い描いていたように、 海賊とかやっていた方が、良かったと思います。 リュートと離れたくなくて、一緒に騎士院に来てしまったようですが、 本当は、薄々感じていたのかもしれない。 自分のいるべき場所はここではないと。

リュートが夢みたように、いざ国盗りとかしたら、すごいのかもしれないけれど、 彼の場合、どこか斜に構えるというか、 斜め方向から政治や国というものを見ているといった形が、 実は、しっくりくるのではないかと思ってみたり。
こういうタイプの人間は、結構、「自分の正義」を持っていて、それに準じはしますが わざわざ国や政治に直接的に関わろうとはしない気がします。 関わる時も、なんというか、ちょっとその動機が違うと思います。
それに多分、こういう人は、先を予測してしまうんですよ。大抵の事柄に対して。 自分一人だけでは、世の中を動かせないことを、実は、誰よりも、少なくとも、 頭では、嫌と言うほど理解していると思います。 それ故、動くことのできないもどかしさも知っているのだと思うのです。 リュートには、そこら辺のことは、伝わらなかったようですが。



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