月明かりに照らし出されるレオニスは、めちゃくちゃいい男です。 彼の場合は、上司になるわけですが、相手が部下とは、何かとスキャンダラスというか、週刊誌の下世話なネタになりやすいというか…。 ある意味、問題の多い恋をしがちな人ですね…。 どちらかというと、男の子としてシルフィスを扱っているのかと思っていたのですが、いつ頃から、そういう対象になっていたのでしょうね。 過去だけでなく、騎士という立場にも縛られているのかもしれません、この人は。 お見合い(?)騒動がなければ、もう少し、ただの「上司」として振る舞っていたのかもしれないと、思うのですが。 「投げやり」というのもしっくりこないのですが、何と言うか、覇気がないというか…、物事に対して、「こうしよう」とか、「こうしたい」とか、「こうしてやろう」といった情熱がないような気がすることもありました。 生きにくかったのかもしれませんね、彼は。 女性に分化しなくても、良かったんですよね、別に。とか思ったり。 |