はみごのぼやき
マイネリーベ〜優美なる記憶

近代ヨーロッパ的世界(多分に偏見による見解)を思わせる世界観と、「ここまでやったぞ」と言う言葉が聞こえてきそうな、バラの咲くきらきらっとした、微妙に耽美ではないけれど、それを思わせるような雰囲気の中、話が進みます。

内容は、単純にすれば、三年間の学園生活を通して、学園のエリート(?)集団(?)、シュトラール候補生とお近づきなって、うまくすれば卒業パーティーで告白してもらえるという物だと思います。

同社発売作品の某乙女ゲームを思わせるシステムは、当然、対象キャラによって、注目値が存在するわけで、さらに、ライバルとなる女の子たちにも好感度はあるわけで、ともすれば、例の爆弾システムが作動します…。
周囲の評価もラストに影響するので、注意。

対象キャラが、各々、楽じゃない何かを背負っていると言えるでしょうか。

多少芝居がかったようなシナリオも見られる気もしますが、背景画像のきらびやかさは、数多ある「乙女ゲーム」と呼ばれる作品の中でも、印象深い物かもしれません。

各キャラの過去話などのドラマティックさは、堪能できると思います。
このドラマティックさに腹を痛めるか(大笑いするということですね…)、胸を痛めるかは、人次第でしょう。
ともすれば、嫌悪感を抱く人もいるのではないかと、少し心配にもなりますが、私は、そこまでのこともなく、きらきら感や、芝居がかった部分を楽しめたと思います。

これを書いた時点で、既に「2」をプレイしている状態です。
「2」をプレイした後と、その前では、印象が結構違ったと思うのですが、申し訳ありません。
もし、こちらを改めてプレイすることがありましたら、こちらも書き換えたいと思います。



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