■愛しき友よ
「新撰組」、今日で最終回だったんですね。
捨助、最期にやりました。やってくれましたね。
見捨てなかったね。友達だと、助けるんだと、世界中に示したんですね。そして、一緒に、本当に、一緒に逝ったんですね。一人では、逝かせないと、そう思ってくれたんですね。
勇にしてみれば、生きていて欲しかったのだと思います。けれど、捨助の気持ちもわかる気がするんですよ。立場が違えば、とる行動は変わるものですから。
私は、嬉しいなあ、と思ったんです。
生きていて欲しかったのも事実ですが、共に殉じたこともまた、ありがたいなあと思うのです。
「助けに行くぞ」、「助けるよ」と言ったその思いと行動が、「俺だけは最期までいっしょにいるよ」と言ってくれたことが、嬉しくて、でも切なくて、今日は捨助に泣かされっぱなしでした。