これも、作中で初めて聴きました。
あの回、あのシーンは、本当に、どう言っていいのか、分かりません。
前半は、情景が浮かびやすい曲だと思います。
ラクスが歌い続けた「緑の」風景、「緑の」日々。
それは、祈りで、願いで、思いで。
何というのでしょうか、サビに入るところで、景色が、空間が、さーっと広がっていくような感覚を覚えます。
もう、何というか、色々溢れてくる、そんな歌だと思います。
故郷【ふるさと】から遠く離れた海で、半世紀以上も経った今でも、眠り続ける思いが、現実にあって。
砂浜の先で、海に足をつけながら、歌っているような感じもします。
祈りの歌声って、無力なのでしょうか。
届かないのでしょうか。
思いはあんなに大きいはずなのに、どうして、その声は、届かないほど小さく感じてしまうのでしょうか。
重い空にさえ、人は祈る。
これも、好きな歌の一つです。
今回は、地球を、大地を感じる歌だと思いました。
それでも、見つけるのは、一人ずつ、決してそれは、他力本願ではいけないのだと、厳しさもみせる歌だと思うのです。
あなたが見つけてください。
私も、私のその場所を、見つけます。