初めて聞いたのは、作中だったと思います。
最初に意識した時点で、「いいのか、この歌」と思ったことを覚えています。
だって、歌詞!歌詞、良いんですか?
それとも、作中でこれを作詞した人は、わざとですか、とか、色々思ってしまいました。
この歌が歌われた時点で、本編とは関係なく、ミーアは大丈夫かと思っていたほどでした。
この歌、聴きようによっては、反デュランダル派ともとられかねないと思いませんか。
相変わらず、アイドル系のメロディーと曲調かもしれませんが、歌詞の内容は、メッセージ性の高い物のように感じました。
ミーアはミーアなりに、あの状況を憂い、何とかしたいと思っていたのかもしれません。
もし、と思ってしまいます。
いずれかの時点で、あの二人が同じ陣中にいることになれば、「光と影」としての働きをすることができたなら、と。
「覚えていて」と言ったミーア。
覚えていてほしいと、誰もが思うでしょう。
たとえ、どんな形に変わっても、自分という存在が、確かにこの世界に在ったという、その事実を。願わずにはいられません。