G.SEEDを語る
はみごのぼやき

〜THE BRIDGE〜

Shoot


イザ〜ク〜☆

そもそもこのCDを購入する際の一番の楽しみと言うのが、「イザークの歌がついに聴ける」というものでした…。
いや、イザークって、歌わなさそうでしょう?
以前から、カラオケなどで曲名を見て、どんな歌なのかな〜と、思っておりましたので、楽しみでした。

聴いてびっくり。
イメージしていたのは、もっとアップテンポの曲だったのですが、まず曲調からして外しました。
そして歌詞。
イザークの一面がこれで見られたのなら、やっぱり改めて思うことも色々とあるわけで。

この曲を聴いて、思うことですが、もしかしてこの作品の中で一番地に足がついていたのは、彼だったのではないかということがあります。
もちろん、ガンダムパイロットはじめ、十代の少年少女の中で、ですが。

一人、布陣を移動することもなく、かといって背信行為をぶつけるわけでもなく、自分の立場からできうる限りの選択をし、戦っていたのではないでしょうか。
そう考えれば、彼もまた一人で戦い続けていたことになるのかもしれません。
ただ、彼には、彼の傍らに在る人がいた(いる)から。

曲のイメージとしては、ラクスが「宇宙の真理」のようなそれこそ「緑の朝」のようなイメージに対し、彼の場合はまさに宇宙そのもの、といった感じでしょうか。
もう本当に、エターナルから見た宇宙の景色、そのものです。