ラクス
はみごのぼやき

ラクス・クライン


おとぼけに見えて、実は、かなりしっかりしていた。

己の信念を持つ人。

結構、ちゃっかりしていたと思うのは、私だけでしょうか。

やはり、歌だけでは救えませんか。
少し期待していたのですが。
彼女のゲリラ的とも言える訴えに、もっと共感者が出ても良かった気がしていたのですが。 現実なら、ここまでも、難しいのかもしれませんね。さみしいです。

強い人だと思っていましたが、キラの前で父親の死を嘆く姿に、ああ、やはりそうかと、思ってしまいました。
静かに、冷静に、強くなければならなかった。取り乱してはいけなかったのです。 上に立つ者として。そして、それを、彼女は知りすぎていたのだと思います。

彼女はまたしばらく、歌うのでしょうか。
鎮魂の意味と、平和を願って。