強い子だと思いました。
友人であるキラを責めることもなく、彼と共に戦う道を選び、結局、サイと共に、彼女は最後まで、キラと共に戦っています。
恋人の死をも体験した少女。
まだ十代。
怒りを、たまたま捕虜として捕らわれた『コーディネーター』の少年にぶつけようとしながら、
彼を撃とうとしたフレイを止めた彼女の強さを、本物と呼ぶのでしょう。
おそらくは、ディアッカに銃を向けたときも、分かっていたのだと思います。
こんなことをしても、何にもならないと。
「これでは同じだ」と言った彼女、その通りなのです。その通りだと思います。
それが、真実、誰もが気付かなければならないことなのだと思います。
それでも、気付いたからといって、実際に制止できる人は、少ないのではないかと思います。
ディアッカが死なないことを、祈りました。